「太田記念美術館 月岡芳年 月百姿」

月岡芳年 月百姿展

第1章 麗しき女性たち

 やすらはで寝なましものを小夜ふけて…の歌を詠んだ赤染衛門の図、白い寝間着をゆったりと気崩した姿が艶めかしい。

 太平記より塩冶眥腓虜覆ほよ。風呂上がりの乳房を見せた姿。高師直がのぞき見してる(笑)。

 

第2章 妖怪、幽霊、神仏

 『大物海上月』大物が浦の荒れ狂う真っ黒な空と海。義経は描かず、鞆先に立って祈祷する弁慶だけ。不気味な迫力。

 『神事残月』下から見上げた山王祭の山車。青空に明け方の月。真っ赤な山車が鮮やかに映える。

 

第3章 勇ましき男性たち

 五条橋でジャンプする牛若丸、

 猛火の中に仁王立ちする纒持ちの後ろ姿。 

 

第4章 風雅、郷愁、悲哀

 悲運の公達の絵が多い中に、夕顔棚に涼む夫婦の絵が楽しい。

 男性が着ているのは「ててら」、膝丈の襦袢、ステテコみたいなもの?

 女性が着ているのは「ふたの」、腰巻の事らしい。

 女性はどっしりお尻を落として座っている。

 子供を抱いているらしいが片方の襟肩が落ちているのは授乳してるのかな。

 

 


「命短し恋せよ乙女 」

弥生美術館 『命短し恋せよ乙女 大正恋愛事件簿×マツオヒロミ』

「大正時代は、世の中を賑わせた恋愛事件が頻発しました。

カリスマ女優松井須磨子の後追い自殺、世界的物理学者を誘惑して失墜させた原阿佐緒など。

衝撃的な恋のいきさつを写真と新聞記事から紹介、小説&挿絵からも事件を読み解く。」

柳原白蓮、有島武郎と情死した波多野秋子…。

 

イラストレーターマツオヒロミが時代を彩った乙女を愛らしく描いたコーナーもあります。

古風な着物の絵柄を現代的な線で描いてありました。

大正時代の着物の絵柄は大胆で華やか。

 

男性テノール歌手、藤原義江(明治31〜昭和56年)コーナーには遺愛品や写真。

不倫の愛を貫いて添い遂げた藤原あきの写真。

子供のころ、テレビ『私の秘密』の回答者で藤原あきを見ていました。

「きれいな人だったのよ」と母に教えられました。

着物姿がつややかな老貴婦人でした。

 

東大構内にて。

人生で1度はアイドルをやったほうが良い???

人生後半戦だけど、まだやってないなぁ…しょんぼり

 

湯島に出て、麟祥院。

春日局のお墓があります。

 

 


「大「茶の湯」展」

国立博物館 大「茶の湯」展。

確かに[大]が付くにふさわしい、たくさんの展示品。

第一会場は、足利将軍家の茶湯−唐物荘厳と唐物数寄等

第二会場になって、千利休や小堀遠州等の茶碗がどんどん出てくる。

後半は、ばてちゃって鑑賞する気力体力が足りなくなった。

根津神社に寄り道をしたのを後悔しました。

 

志野茶碗  銘 卯花墻 国宝 

三井記念美術館で何度かお目にかかりました。

暖かくて華やかで、大好きな茶碗です。

油滴天目 国宝

大阪市東洋陶磁器美術館、この美術館には安宅産業のコレクションが収蔵されていると聞いたけど、これもそうなのかな。

 

大井戸茶碗、これも国宝

 

黒楽茶碗 銘 ムキ栗 長次郎作  重文。

とっても古いのに、形が新鮮

 

青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆(ばこうはん) 重文

きれいな色です。

これ以上のものは無いので、壊れたけどホッチキスみたいなもので修理してます。

 

 

本阿弥光悦作 銘 時雨。

琳派の芸術家で、蒔絵や書画などにも素晴らしい作品を残しているだけあって、光悦作の茶碗はとても魅力的。

 

茶道具展で残念なこと。

手に取って掌の中に包んでみたくなる。

口縁に唇を触れたくなる。

国宝でも【道具】なのです。

こんなお茶碗で抹茶をいただきたいものです。

 

 

国宝 紅白芙蓉図 南宋時代の画。

利休以降の侘茶席では禅語の軸を茶掛けにするようになりました。

 

人の波に疲れた時は、お隣の法隆寺宝物館でほっとするのが好きです。

 

 

 

 

 

 

 


「華道展」

華道を教えている友人に招待されて、シリウス(やまと芸術文化ホール)に神奈川県華道展。

1次、2次、3次、それぞれ毎回115作品。

個性的なもの、華やかなもの、古風なもの、どれも見事です。

 

若い頃、ちょこっとだけ華道を習いました。

アイデアを作品にすること、伝統的な活け方をきちんといけること、どちらも難しい。

昔習っていた時に苦労したことを思い出しました。

剣山を使わずに(私の流派では)コミの木を割って花器の口にはめて槇の木や松、葉蘭などを固定する。

なかなか上手くまとまらず、ヒステリーを起こしそうでした。ショック

 

草月流、古流松月会、宏道流、小原流、古流松藤会、相阿彌流、池坊、桂古流、龍月古流、宣法未生流、千家古流、嵯峨御流、

條風竹胴流、広山流、向雲流、花芸安達流、東山源氏千家古流、千秋流、日本生花司松月堂古流、正祖古流白鶴会…その他色々。

華道の流派ってたくさんあるのねえ!!!

 

ここまでの作品を作るまでの修行は大変だったと思います。

続けること、続けられること、すごいなと思います。

 


「弥生美術館 長澤節展」

弥生美術館で生誕100年長沢節展。

「細くて軽くて弱いからこそ美しい」

あの時代に、男性にも優しさ弱さを求めた感性はすごい。

ウーマンリブは女性が強くなって男性に拮抗すること。

長沢節は、男性が優しくか弱くなって女性と同等になることを提唱。

 

主催したファッションイラストスクールのセツ.モードセミナーはこの春閉校したそうです。

セツ先生のカリスマ性を受け継ぐ後継者はいないそうです。

80才を過ぎて描いたイラストも生き生きと流れる線が若々しい。

 

ギャラリートークには卒業生達も登場して思い出話を色々話してくれました。

お洒落なイラストに囲まれて、若い頃にあこがれた世界にワープしたような快感。

 

 

 

節先生とツーショットを撮れます(等身大の写真です)。

 

根津駅近くで海鮮丼のランチ。


「エリックカール展」

世田谷美術館でエリック.カール展。楽しい

『はらぺこあおむし』は図書館から借りて子豚たちに読んであげた記憶がある読書

美術館で、色鮮やかな絵本の原画に圧倒されました赤りんご青りんごさくらんぼバナナよつばのクローバー

どの絵もとても楽しく暖かい色で、眺めていると何だか幸せ気分チューリップ

色を付けた紙をコラージュする手法だとか。

シンプルだけど複雑な色を出せるのはそのテクニックらしい。

 

エリックカールの絵本、もっと見せたかったな。

私も見たかったな。

ストーリーがとても気になる。

 

 

 


「近代美術館 茶碗の中の宇宙」

初代長次郎から当代(15代)吉左衛門まで、楽家一子相伝芸術

 

初代長次郎が利久から依頼されて作った赤楽茶碗

銘 太郎坊

 

 

3代 道入 黒楽茶碗 銘 青山

 

光悦 赤楽 銘 乙御前

 

15代吉左衛門  焼貫黒楽茶碗 

銘 「縦裂は苔の露路 老いの根を噛み」(?)

 

初代長次郎の茶碗は小振りで手のひらで包みたくなる。

唇を当てたら快感だろうなと思わせる。

 

当代吉左衛門の前衛的な茶碗ではお茶を飲みたいとは思わないな。

一子相伝のお家柄、伝統を受け継ぎながら個性をだすのは難しいのだろうな。

 

 


「日本の考古 」

 

春日大社展のついでに、『日本の考古』

何しろ楽しい土偶や埴輪。

おおらかな作風に、見ているとつい微笑んでしまう。

 

係の人に「本物ですか?」と聞いたら

「はい、良い状態で発掘されていますから。」とにっこり答えてくれました。

 

国宝もたくさんあるのに、ほとんど撮影OKです。

 


「春日大社 千年の至宝」

 

 

春日大社展、行ってまいりました。

 

お目当てはこのきらびやかな鎌倉時代の大鎧。

義経もこんな鎧を身につけたのだろうか。

2/14〜2/19には4領の国宝の鎧が揃うらしい。

本日は左の2領だけ。

ちょっと残念です。ケチケチしないでずっと揃えて展示して欲しいなあ。

 

 

金地螺鈿毛抜形太刀

猫が雀を捕る好況を描いてあります。

猫好きだったという藤原頼長(1120〜1156)が奉納したのではないかと言われています。

 

 

鹿図屏風 

 

瑠璃燈籠 2万個のガラス玉を連ねて復元されています。

 

 

最後の展示室は若宮祭礼の芸能。

一昨年に見たおん祭りの装束や面など。

おん祭りの様子の映像もあり、「すごいお祭りねえ」なんてびっくりしている人もいる。

(行ったもんね、見たもんね)とちょっこっと優越感。

 

http://bfwm.jugem.jp/?eid=1651

 

 

 


「日本の伝統芸能展」

歌舞伎座第三部(18時半開演)を見る前に、三井記念美術館『日本の伝統芸能展』国立劇場開場50周年記念。

舞楽面、雅楽器、花見歌舞伎図屏風、芝居絵、文楽人形首、歌舞伎衣装など。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能面『孫次郎(おもかげ)』(重文)

特別な部屋に特別な展示。

確かに素晴らしい。

いろいろな方角から見とれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもは舞台でしか見られない歌舞伎衣装。

縫い取りや刺繍がとても豪華。

 

黒綸子雪持ち南天雀文様打掛(五代目歌右衛門使用)…政岡

黒綸子雪持松文様羽織着付(六代目菊五郎使用)…松王丸

黒地呉絽服連地雲竜宝尽文様唐人服(7代目幸四郎使用)…毛剃

木綿地龍丸格子文様羽織着付け(7代目幸四郎使用)…意休

寄せ裂着付(7,8代目中車使用)…俊寛

 

俊寛は平家を倒そうとして鬼界ヶ島に流された貴族。

舞台ではボロボロで茶色の若芽みたいな衣装。

でも、もとは貴人なのでよく見ると錦様の衣装のつぎはぎ。

なるほどね。


| 1/10PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others