「平櫛田中作 『六代目菊五郎、鏡獅子』(美の巨人たち)」

当たり前のように存在していたから。

いつも舞台の興奮でいっぱいだから。

見事な彫刻であることは十分承知していたけど。

平櫛田中(1872〜1979)の心意気までは思いませんでした。

 

「六十七十は はなたれこぞう

おとこざかりは 百から百から」

 

六代目菊五郎も協力を惜しまず何度もポーズをとる。

戦争があり、資金難があり、六代目死去があり。

それでも「六代目との約束だから」と22年かけて、資金を工面して自費で完成。

 

完成品を国が2億円で買い取ろうとしたら

「六代目さんと 二人こさえたもので、

お金を貰ったら、あの世で会った時、挨拶のしようがない。」

作品完成時 田中 86才。

 

精神性まで写し取ったという名作。
今度国立劇場に行ったら改めてこの木彫像をじっくり鑑賞して来よう。

 

 

 

 


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