「運慶展」

 

もうすぐ終わっちゃうし、混んでるだろうし、無理かなぁ…と思っていたら22日から26日まで9時まで見られるって!

のんびり出かけて3時ころ到着。55分待ちと言われたけど、スイスイと列が進んで30分くらいで入館。

中の混雑はまあ仕方がないでしょ。

先ず運慶の初期の作、大日如来坐像の冠の下の髪の毛の繊細な彫りに見とれる。

不動明王、毘沙門天、四天王、肉体や表情の迫力に圧倒される。

八大童子立像、本当に生きているような玉眼の眼差し。

他の仏像も表情が豊かです。

何だか田中邦衛氏に似てる…伊東四朗氏が真面目な顔をしたらこんなかな?

 

天燈鬼立像 龍燈鬼立像、

愛嬌のある体型なんだけど、どうしても昔歌舞伎座で見た『燈台鬼』を思い出す。

南條範夫の直木賞受賞作の劇化。

行方不明になった遣唐使の父を探しに唐に渡った道麿は、声と手の指を奪われて身体中に入れ墨を施され、人間燭台の奴隷にされている父親を見つける。

日本に連れ帰ろうとするが自分の姿に絶望して父は帰途の船から身を投げる。

2代目尾上松緑と初代辰之助が演じました。

 

夜の上野公園は不思議な雰囲気に変貌します。

 

 

 


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