「梅雨小袖昔八丈」

 

菊之助くん、『梅雨小袖昔八丈、髪結新三』に挑戦。

ちょい悪な廻り髪結いで、大店白子屋の手代忠七と娘お熊をだまして連れ出し、身代金をだましとろうとする。

何とか30両で手を打つことになるけど、強欲な大家にうまうまと半分持っていかれちゃう。

 

粋な濃紺の着流しに、元結を襷にした廻り髪結い姿で登場。

忠七をたぶらかしながら、さらさらと髪を結いなおす手さばきが鮮やか。

菊之助くん、テレビ番組では、折り紙でもお料理でもさっと作ってしまいます。

器用なんですねぇ。

 

やり手の大家に言いくるめられて身代金を半分持っていかれてしまう場面が楽しい。

張り込んで買った初ガツオを「半分あげますよ」と言ってしまった新三。

「カツオは半分貰ったよ」と訳が判らないまま30両の半分まで持っていかれちゃう。

「どうも判らねえ…」と首をかしげる新三が愉快。

新三が「カツオを半分あげますよ」と言わなかったらどう云う展開になったんだろう。

 

おっとりたよりない手代忠七役の梅枝が好演。

『忠臣蔵外伝、本蔵下屋敷』ではお姫様で、見事に琴を弾いて歌います。

 

知盛(大物が浦)、与三郎、魚屋宗五郎、与兵衛(女殺し油地獄)、一條大蔵卿、今度は御所五郎蔵に挑戦するらしい。

女形がとても美しいので立ち役続きはちょっと寂しい。

今のうちに色々な役を勉強したいんだろうけど。

 

父親の7代目菊五郎も若い時は清純な女方だったけど、ワタシが子育てなどで歌舞伎を見られなかった期間に粋な立ち役に変貌していた。

30代から50代、ずっと見ていたらこんな寂しさを感じたのかな。

 

 

 

都内でも開花宣言かわいいムード

国立劇場の前庭にはいろいろな種類の桜が咲いています。

ちらほら咲き始めた桜の中で、早咲きの桜が見頃です。

 

 

ヒュウガミズキ

 

利久梅

 

 


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