「日本振袖始」

第94回歌舞伎鑑賞教室。 

『日本振袖始』

初めの解説は坂東新悟くん。

すらりと長身の若手女形です。

爽やかに歌舞伎の下座音楽などを紹介しました。

 

演目は『日本振袖初』

出雲の国山奥に八岐大蛇が住みつき、村人は祟りを怖れて美しい娘を生贄に捧げています。

生贄に選ばれたのは長者の娘稲田姫(坂東新悟)。

八岐大蛇の変身した岩長姫(中村時蔵)は8つの甕に入った酒を飲み干し酔って舞い狂い稲田姫を一飲みにします。

そこに素戔嗚尊(中村錦之助)が駆けつけます。

呑み込まれた稲田姫は素戔嗚尊に渡された名剣で大蛇の腹を切り裂き飛び出します。

 

坂東新悟の稲田姫は白い質素な小袖で、清らかで初々しい。

時蔵の岩長姫は派手な赤い衣装。大蛇に変身するとオレンジ色のうろこ模様。

同じ衣装の7人の分身がアクロバチックな振りで共に舞い狂う。

素戔嗚尊は最後にちょこっと出てきていい格好で決める。

 

合間の大薩摩は鳥羽屋三右衛門こと東武線太夫。

張りのある美声にうっとり。

浄瑠璃は竹本葵大夫の渋い声で迫力の語り。

1800円の席で贅沢な舞台を堪能できました。

鑑賞教室の嬉しいところです。

 

 


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