「モリのいる場所」

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映画『モリのいる場所』見てきました。

世間に無頓着で、庭の小さな生物を眺めて30年間暮らす画家モリ(熊谷守一)94才。

しっかり身支度して、ステッキを2本ついて「池に行ってくる…」。

トカゲやアリの行列をはいつくばって観察、見慣れない小石を「どこから来たのか…。」といつまでも見つめる。

庭を一回りして「池は遠い…。」

樹木希林演じる76歳の妻はモリの奇行にも当たり前のように「あら、そうでしたか。お帰りなさい。」と悠然と迎える。

ドラマチックなことは何も起こらないけど、山崎努と樹木希林の不思議な存在感で魅力的な映画になっている。

 

モリは庭の中だけで自然の大きさを実感。

私もベスと散歩したときは毎日小さな感動をしていたのにと思い出した。

夏のつる草達の巻き方の違いを発見、小さな実がなっているのを見つけて驚いて、原っぱをバッタが飛び跳ねて嬉しくなった。

頑張って大きな世界を見ようとしなくても、半径2劼らいのお散歩の世界もとても楽しかったです。

何だか今頃ちょこっとペットロス(:_;)。

 

この小さな映画館、突然来月初旬閉館です。

経営者が変わって存続するらしいけど、独特の映画のチョイス、変わっちゃうかな。

とっても優しい映画館です。

映画が始まる前、係員(いつも若い女性)が映画の説明をしてくれる。

「この映画はモリの住んでいる庭や家を復元。トカゲやカマキリなどの小動物もちゃんと連れてきました。」と解説してくれました。

 

ロビーではクッションや毛布を貸してくれます。

手渡してくれる若者もとても感じがいい。

この映画のために熊谷守一のことや、樹木希林の逝去を悼む記事などを掲示してありました。

経営者の男性が「ありがとうございました。」と客の一人一人にお礼を言っていました。

「惜しいですね、ファンデーションを募って継続とかの方法は…。」という人も。

でも何しろ空いてましたからね。今日の映画も176人の客席に26人ですからねえ。

一桁の客数の時もあったし。仕方がないのかなぁ。

 

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