「鼓に生きる」

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歌舞伎囃子方、田中佐太郎さん著の「鼓に生きる」読み終わった。

昔々、彼女も私も少女だったころ「親子鼓」という番組を見て、田中流家元の父親から厳しい指導を受ける佐太郎さんの映像を見てショックを受けました。

同じ世代なのに、こんなに真剣に生きている女性がいる!

それから歌舞伎を見に行って、筋書きの囃子方の欄に佐太郎さんの名前を見つけると(あの黒御簾の中にいる♬)と耳をそばだてたものでした。

それからずいぶん経ってから「鼓の家」という番組で、佐太郎さんが3人の息子を育てながら鼓に向かっているのを知りました。

何しろぶーふーうーの母ですからね。

年の近い男の子3人を立派な鼓奏者に育て上げたことに感動と尊敬。

厳しい稽古が済んだ後、3人の息子たちを笑顔でぎゅっと抱きしめてあげるところがとても良かったです。

番組で佐太郎さんが言っていた事「ティーンがつかない12歳までが大事。」

なるほど13歳からティーンエイジャーです。

 

 

夫の亀井忠雄氏も能楽師葛野流太鼓方。

文中の二人の結婚前のエピソードは普通の恋人同士みたいで微笑ましい。

能楽堂の楽屋口で出待ちしている佐太郎さんが何とも可愛い。

忠雄氏は、見に来てくれなんて言ってないと言う。

佐太郎さんは、待っているように言ったのは忠雄氏だと言う。

見事な夫婦が互いを尊敬してそれぞれを大切にしているのは素晴らしい。

 

3人のご子息はみな素敵です。

長男広忠氏は父親忠雄氏の後を継いで、能楽師太鼓方葛野流家元。

次男は歌舞伎囃子方田中流家元田中傳左衛門氏、三男は歌舞伎囃子方傅次郎氏。

 

我が家の子豚たちと同様に三人の性格が違って面白い。

長男広忠氏は厳しい稽古でも絶対に泣かなかった。

次男傳左衛門氏は涙をぐっとこらえていた。

三男傳次郎氏は笑ってごまかす。

 

彼たちが開催した勉強とチャリティの公演『三響会』に何度か足を運びました。

能楽と歌舞伎の鳴り物が融合して、歌舞伎俳優や能楽、狂言の若手も協力する楽しい公演でした。

 

実感…お手伝いさんもおかずに年子の3人を育てて、鼓の修行や指導も継続している。

本当にスーパーウーマンだわ😲❣❣❣

恐れ入りました😖。

 

 

 


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