桜田門駅集合で、今期第一回目のお江戸講座。
ずっとお世話になっている講師は実はお城と石垣が専門。
いつもより熱い解説。
石垣の組み方
野面積、加工をあまりしないで積んだもの。
打込はぎ、自然石を割るなどして平坦にして積んだもの
切り込みはぎ、石を方形に加工して積んだもの。堅固で美しい。
算木積 石垣の角に見られる。(講師の配った資料より)
聞いていたときは(ふ〜ん、なるほど…)と思ったけど後から写真を見てもどれがどれだったか忘れてる。
一応石垣の写真色々。
江戸城作りは天下普請。幕府が大名に命じて作らせる。
石垣の石には担当した藩や業者が目印にした印が残る。
アンチバリアフリーの石段。
わざと高低や幅を不ぞろいにして歩きにくくしてある。
敵がこけることを期待。江戸時代のままの石段はここだけ残してあるそうです。
平川門辺り。お堀の石に南無阿弥陀仏の彫刻。鬼門封じのおまじないらしい。
なぜかお堀端を亀が散歩。
二重橋。
本当は奥にあるこっちが二重橋。
江戸時代は堀が深いので、中ほど(段がついてるあたり)に木の橋をかけ、その橋を支えにして上段の橋をかけたから。
明治21年に鉄製橋になるまでその形の二重の橋だったそうです。
お堀にはあちこちに堰が作られていて巧妙に水位を調節してあります。
恐るべし、江戸時代の技術者集団。
千鳥ヶ淵から牛ヶ淵への出水はちょっとした滝です。
そんなこんなの江戸城探索、今回も生活に役立たない知識が増えました。
暑くなったので帰りは神楽坂で一杯。
江戸っ子みたいに初鰹をとき辛子で食べてみた。美味しい♪!