「小石川後楽園」

 水道橋でランチ忘年会。
お腹がいっぱいになったので、小石川後楽園を散策。



冬の寒さから樹木を守る雪吊りや雪囲いが美しい。








ここにも猫がいる!




「知られざる忠臣蔵」

 国立劇場12月公演、吉右衛門出演『知られざる忠臣蔵』

当世イケメン歌舞伎役者、隼人クンと歌昇クン、若い二人の若々しい演目
『主税と右衛門七』
大石内蔵助の息子の主税は日本橋の呉服屋に滞在している。
呉服屋の娘が、世話をしにやってくる右衛門七に惚れる。
右衛門七は、討ち入りが近いから好きなんだけど受け入れられない。
15才の主税、17才の右衛門七は討ち入りを前に不安を語り鼓舞しあう。

『弥作の鎌腹』
百姓の弥作は赤穂の武士になった弟の仙崎弥五郎から討ち入りの覚悟を聞かされて硬く口止めされる。
代官に弥五郎の縁談を強く勧められて断るためについ話してしまう。
訴え出ると怒る代官を鉄砲で射ち殺し、鎌で腹を切って死んでいく。
射ち殺してしまった後の狼狽、腹を切るまでの戸惑いと怖れ。
朴訥な弥作を吉右衛門が演じる。

『忠臣蔵形容画合』
黙阿弥の名作を60年ぶりに上演。
鶴岡八幡宮の大序の場面から始まる。
塩冶判官、高師直、桃井若狭之介が大紋姿でおさまり、途中で後見の黒衣が箒や塵取を置いていく。
(あれ????)と思ったら、衣装を引き抜いて三人の奴さんに早変わりして軽妙に踊る。
そんなこんな名場面を楽しくダイジェスト。100年以上前の作品だなんてびっくりです。

忠臣蔵がなぜ人気があるのか判った。
討ち入ったこと自体ではなくて、その陰でたくさんの辛抱、人情があること。
若いスター俳優がたくさん登場するからかな、なんて思っていました。
何しろ47人ですから。




帰りに東京駅側のKITTEに行ってきました。
大きなクリスマスツリー、圧巻です。

DSC_0194.JPG

「メリークリスマス!」




 

今日の川鵜。

パーティー????


行きつけの犬の美容室の福引でおやつ(犬用)がたくさん入ったプレゼントを貰った。

「絵本 夢の江戸歌舞伎」

 
素敵にグロテスクで、しつこく、あくどく、面白い歌舞伎。
のめりこんだ、コラムニスト中野翠著。
新書『歌舞伎のぐるりノート』

◎江戸紫の見せ方(海苔の佃煮じゃない)
濃くて鋭くて強い紫色。
助六の鉢巻、腰元の矢羽模様の着物、女形のカツラに乗せる縮緬の帽子、伊左衛門の紙衣。
歌舞伎では絶対的に美しい紫色。
洋服で着こなすのは至難の色。

◎いるけどいない人。
黒衣の存在。
役者の後ろに控えて、変身のお手伝い、不用品の始末。
玄関の木戸まで片付けちゃう。

踊りの裃後見。
すわったまま歩いて、小道具を出したり引っ込めたり、衣装を直したりする。
殆ど身体を上下せず、するすると横移動することに驚く。

◎フランス宮廷の女性と花魁。
超高々と結い上げて飾り立てた髪型。
非日常の遊興世界の住人のファッション。(なるほど)

その他諸々歌舞伎のコラムが楽しい。
彼女は故6代目歌右衛門が大好きらしい。
私は、(すごいもの見ちゃった…)と充実感もあったけど、苦手でした。
綺麗だったけど怖かったんだもの…。

文中の『絵本 夢の江戸歌舞伎』。
持ってます。
絵を描いた一ノ関圭は芸大院卒の漫画家(たぶん女性)。
『らんぷの下』『茶箱広重』『裸のお百』。
 漫画雑誌で見て、流れるような線と正確な描写に驚きました。
この絵本(?)も歌舞伎研究家の服部幸雄氏と8年間かけて描いた本。
エネルギッシュな江戸の芝居小屋が、隅から隅まで正確に描き込まれてます。
ちょっと呆れちゃうくらいです。


DSC_0189.JPG

「冬至です。」

寒いですね。
『柚子風呂にひたす五体の蝶番(ちょうつがい)』
朝刊にあった俳句。
体中の蝶番(関節)がちがちです。
今夜の柚子風呂、楽しみです。



空が綺麗すぎます。



アオツヅラフジ


ヤブコウジ


川鵜

「空」


雨が上がって山も雲もくっきり。




あまり空が綺麗なのでパノラマ写真を撮ってみた。
アップすると小さくなってしまうのでがっかり。

 

「諫早湾」

 今日の新聞にも諫早湾問題。
20余年前に諫早湾近くに住んでいました。
秋になると真っ赤に紅葉する浜辺の海草ハママツナ。
「干拓が始まるから、来年からは見られないのよ」と云われて何度か見に行きました。
(干拓は)必要か不要か論じられて反対運動もありました。
開門を求める佐賀県などの漁業者、開門反対の長崎県などの営農者。
どっちがいいんでしょうね。諫早湾名物のムツゴロウも困ってるでしょう。
できうるなら、自然は壊さないでおいて欲しい。


アルバムから。
干拓直前の諫早湾のハママツナ群生。

「今月のお茶ごっこ」

我が家のお茶会ごっこ。
友人、けっこう楽しみにしてくれてるみたい。
準備をするのも嬉しい。
その日だけ和室が片付くという効果があるのです。

鶴屋吉信の『聖樹』
雪の積もった樅の木かな?
持ち手の付いた菓子器はT氏作。


クリスマスが近いから白玉椿にクリスマスツリーを置いてみた。
この花入れもT氏作。けっこう良い形です。


干菓子代わりに歌舞伎座で買った『義士の本懐』
赤穂の塩入り梅黒糖。
すっぱくて甘くてしょっぱい。

「12月の料理教室  ビーフシチュー クレープのオレンジソース」

 
ビーフシチュー、クレープのオレンジソース、シーザーサラダ


牛肩ロース肉、赤ワインと油を少し揉みこんでしばらく置いておきます。
柔らかく煮込む裏技。
オージービーフなのにとても軟らかく煮えていてびっくり。


クレープ、自分の分は自分で焼きます。
4人一組のグループで私のが一番上手に焼けたぞ♪♪♪


シーザーサラダ、アンチョビ入りのドレッシングが美味しい。


「K夫人と」

先輩のK夫人のお宅で月に一度のお茶。
昔々の復習をしながら思い出話と一緒に楽しむ。


『露の秋』と銘のある茶杓を使わせてもらいました。
来月は初春ですから。


ふたかみ の てら の きざはし あき たけて 
やまの しずく に ぬれぬ ひ ぞ なき  会津八一
(秋が深まって当麻時の石段は山の雫に濡れない日など無い)

若い頃に惚れた(?)大津皇子を思い出した。

あしひきの 山のしづくに 妹待つと われ立ち濡れぬ 山のしづくに(大津皇子)
我を待つと 君が濡れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを(石川郎女)

うつそみの 人なる我や 明日よりは 二上山を 弟と我が見む (大伯皇女)



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