「渋沢栄一」

仁義道徳と生産殖利とは元来ともに進むべきものであります。

しかるに世の中がだんだん進歩するにしたがって社会の事物もますます発展する。

ただしそれに伴うて肝要なる道徳仁義というものがともに進歩して行くかというと、残念ながら「否」と答えざるを得ぬ。

およそ国家はその臣民さえ富むなれば、道徳はかけても仁義は行われずとも良いとはだれも言い得まいと思う。

私の論語主義の「道徳経済合一説」も、他日 世の中に普及して、社会をしてここに帰一せしむるようになるであろうと行く末を期待するのであります。

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83歳の渋沢栄一(1840〜1931)が未来へ残したメッセージ。

豪農から幕臣になり、維新後にたくさんの殖産興業に努めながら公私を分けて財閥を作らなかった。

見事な生き方に感動しますときめき

 

 

DSC_1004.JPG

優雅な気分になりたくて、老舗のカフェで一服。

好きなカップを選べます。

「ブルーが好きです」と言って選んでもらったカップで。

 

 

 


「幽玄の花」

国立劇場で能狂言の名人の公演。

 

舞囃子『頼政』、面や装束をつけないで地歌と囃子方で演じる。

一調一声『三井寺』謡と小鼓だけの演目

ワキ語り『道成寺』…etc…。

 

狂言『清水』主人に茶会の水を汲んでくるように命じられて、なんとかさぼろうとする太郎冠者。

鬼が出たと嘘をついて戻ってくる。

主人は清水まで見に行くと言い出し、太郎冠者は慌てて鬼のふりをして待ち構えるけど…。

剽軽な鬼の面をつけて「とって噛もう〜!」と言う人間国宝、野村萬(86歳)の声が若々しい。

 

能『絵馬』天照大神が天の岩戸に閉じこもる、。

天鈿女命が幣を、手力雄命が榊を持って舞い、天照大神を岩戸から出す。

面をつけた登場人物が多くて華やか。

本日のお目当ては亀井忠雄の大鼓。

でも国立劇場の大劇場は、能狂言には大きすぎて感動が薄くなる。

 

 

 


「台風9号」

台風9号通過しました台風

二階の窓からウオッチング。

けっこう激しい暴風雨大雨大雨大雨大雨

ちょっとわくわくするワタクシって変かな?

 

 

 

子豚たちが小さいとき、ぶーふーうーの父が出張中、避難準備の警報が出ました。

おんぶ紐と上着などを枕元に置いて寝ました。

お隣の奥様はお子さんが中学生。

「避難するときは一番下の坊やをおんぶしてあげますからね」

心配して、わざわざ電話をくださいました。

ちょっと心細かったので、この先輩奥様の言葉はとても心強かったです。

たくさんの方たちに助けてもらって生きているんだと実感します。

 

台風一過、川の水が轟々。

 

こんな日はお家でごそごそ。

オリンピックの閉会式を見ながら冷蔵庫の整理をしました。

シシトウ、ピーマン、じゃこと胡麻

 

わかめとまいたけと牛肉と生姜

 

 


「映像の世紀 戦争 科学者たちの罪と勇気」

 

ユダヤ人として迫害も受けたアインシュタインの苦悩。

米ソの抑止力になるとアメリカ政府に原爆開発を進言していたことを後悔。

 

「科学者は核兵器廃絶のために国境を越えて共に行動しなければならない。」

 ノーベル賞をとって渡米した湯川秀樹にアインシュタインが訴えた。

 

「真理を探究するということは結局は人類のためのものである。

 そういう風に単純素朴に考えてきてそれで間違いないと思っていたのがらりと変わってしまった。

 私のような世間離れした学問をしている者でも、社会に対して責任がある。

 そういう責任から逃れることはできない。」 (湯川秀樹)

 

《ラッセル=アインシュタイン宣言》

〈私たちは人類として人類に向かって訴える。

 あなたがたの人間性を心にとどめよ。

 もしそれが出来ないならば、あなた方の前には全面的な死の危険が横たわっている。〉

 

風知草 そよ風が吹くと葉がそよぎます。

 

オニドコロ

 

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)

 

ヤブラン

シュウカイドウ 

 

 

ホウセンカ

 

クレマチス


「8月のお茶ごっこ」

朝の散歩で一枝いただいてきた底紅木槿、骨董市で買った銅の鶴首(300円!)に活けてみた。

うん…憧れの茶花に似ているぞ楽しいるんるん

 

テーブルの上でもポットでもお茶を点てられる略盆点前をやってみました。

お盆の上に道具をのっけて持ち出すので気軽におもてなしができます。

 

 

 

 

 

 

 

お菓子は〈小さい秋〉と〈秋の七草〉

暑いけど、立秋が過ぎたから暦の上では秋です。

 

蹲(つくばい)の水に氷を浮かべておきました。

ひんやりしていると喜んでもらえました。

 

大物を洗濯してもすぐ乾く。

太陽のパワーはすごいです。おてんき

 

 


「食いしん坊のチャーリー🐶」

テレビに冷蔵庫を開けてつまみ食いしちゃう犬が登場。

引っ込んだところに口先を入れて開けてしまう。

冷凍庫のしゃぶしゃぶ肉を食べちゃいました。

 

飼い主がガムテープで塞いだり防衛しても突破される。

いたちごっこの攻防戦だそうです。

 

 

我が家にも食いしん坊の初代飼い犬のJUNEがいました。

冷蔵庫を開けちゃうし、テーブルの料理も目にもとまらぬ早業で食べちゃう。

お弁当だって、ナプキンをほどいて密閉の蓋を開けて梅干しだけ残してある。

きっととても頭が良かったんだと思う。

動画、撮っておきたかったな。

 

開いたイワシ、一枚70円。

懐かしのかば焼きを作りました。

木の芽とは呼べなくなった山椒の葉をたれと一緒に煮詰めました。

ウナギに負けない美味しさです。

 

ナスとシシトウをいただきました。

小ぶりのナス、べっぴんすぎるときめき

3本を塩麹漬け、3本をシシトウと揚げ浸し。

あと4本、何を作ろうムードムードムード


「冷蔵庫の整理」

冷蔵庫を整理しながら、珍しく(?)お料理しました。

 

深川で買った深川飯の素。

賞味期限、切れてたけど美味しかった。グッド

 

小松菜と舞茸と冷凍しておいた油揚げの煮びたし。

 

新聞から、キノコの洋風ナムル

シメジとエノキと鷹の爪と塩コショウ、ガーリックをチンしてオリーブオイルとお酢少々。

 

ちょっと元気のなくなったプチトマト、キャベツの葉の外のほう、冷凍しておいたセロリの葉。

トマト缶と煮てミネストローネの筈だった。

ペンネを入れすぎてスープじゃなくなった。

美味しかったから良いか。

 

産地直送ダダ茶豆。

たっぷり食べたので、残りを香り漬け。

醤油、紹興酒、ごま油、五香粉

 

朝のパンを買っておかなかったので、パンケーキミックスでパンケーキ。

ミックスジャムをたっぷりのせて、豆苗とベーコン炒め。

 

冷蔵庫の材料で何を作るか…。

お料理は脳トレになるそうです。

たまにはやるべきね。


「山種美術館  江戸絵画への視線」

涼しい一日がもったいなくて、恵比寿の山種美術館へ。

見たかった江戸絵画展。

 

 

 

俵屋宗達(絵)本阿弥光悦(書)

『鹿下絵新古今和歌巻断簡』(17世紀)

 

 

伊藤若冲『伏見人形図』(1799)

江戸時代の作品だなんて信じられないスマートさ。

可愛い楽しいムード

 

 

岩佐又兵衛『官女観菊図』

岩佐又兵衛、信長に滅ぼされた荒木村重の遺児。

落城時に乳母に助けられて、絵師になる。

過酷な生い立ちのせいか印象的な画風。

 

館内のカフェ『椿』では毎回テーマにちなんだ和菓子がいただけます。

朝露を含んだ朝顔のお菓子。

酒井抱一『秋草図』から


「残暑お見舞い申し上げます」

8月7日は立秋だったそうです。

暦では秋なんて信じられません。

昨日は37℃の暑さでした。

本日は33℃。

ちょこっと涼しくて嬉しいって感じるのも昨日の暑さのおかげです。

富山のお菓子、届きました。

『玉天』ほんのり甘くてふわっと軽い、不思議なおいしさのお菓子です。

おわら風の盆、見に行きたいなあ。

 

今年もカラスウリの花、咲いてます。

 

 

木槿が咲きました。

鉢植えなので上手に育てられるか心配です。

 

 

ご近所のヒマワリ咲いてます。ミニヒマワリだけど、真夏が似合う。

 

 

 

やっぱり朝顔はこの色が良いなあ。

フェンスに大輪が咲き誇って見事です。

 

 

いただいたカランコエを空いている植木鉢に植えておいた。

土の中に種が残っていたのかな。

可愛いビオラが咲いた。

 

 

ヤマホトトギス。一応秋の花です。

花を見るたびに、自然の造形の不思議さに見とれます。

 

スポーツ観戦に熱くなる性質ではないんだけど、オリンピック体操男子の筋肉美にメロメロ。

頑張りぬいた結果の金メダルを手にした笑顔にウルウル。

内村航平君、住んだことのある長崎県諫早市出身なのが何だか嬉しい。

 


「中村吉右衛門講演会ー古典歌舞伎の芸と心」

早稲田大学大隈記念講堂で、中村吉右衛門の講演会。

返送された往復はがきで入場整理券を受け取って、開場まで演劇博物館を見学。

 

 演劇博物館、昭和3年(1928年)

坪内逍遥博士が古希に達したことと、その半生を傾倒した『シェークスピア全集』全40巻完成を記念して各界有志が設立。

常設展は西洋演劇、日本の古代から現代の芸能、映画、テレビと多岐にわたる紹介。

特別展は「ああ、新宿」

学生運動や前衛芸術、アングラ演劇など若者文化の中心だった1960〜1970年代の風景。

直接のご縁は無かったけど何となく知っている文化でした。

 

 

坪内逍遥記念室。逍遥は未年だったそうで、🐑のコレクションや天井などに羊の意匠。

 

 

 

 

 

 

大隈講堂で吉右衛門の講演。

今まで演じた役、これから演じる役について。

9月の秀山祭では、妹背山女庭訓より『吉野川』。

吉右衛門の大判事清高と玉三郎の定高、楽しみです。

菊之助が吉右衛門の令嬢と結婚して、一緒の舞台が増えて嬉しい。

柄違いの役も積極的に吉右衛門に指導を仰ぎに来る菊之助クン。

将来菊五郎劇団を率いていく意欲だろうと娘婿を思いやっています。

 

鬼平犯科帳、ラストを撮影中。

70歳になって、さすがにお頭さまも立ち廻りがきつくなったそうです。

 

 

 

 


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