「今日の日記 2016 /12/27」

クリスマスの飾りを片付けて、玄関に注連飾りを出しました。

今回は無印良品。

自然素材だけでシンプルなので気に入って選びました。

 

ジョージマイケル死去。

なぜかCDを2枚持っています。

[OLDER]  [LISTEN WITHOUT PREJUDICE]

ずっと前にミュージックチャンネルで聞いて、セクシーな歌声に聞き惚れました。

静かな声が家の中でのBGMとして最適なのです。

 

 

尾張侘助、咲きました。

本当はもっと白い椿がほしかったんだけど。

 

 

SMAP解散。

歌も踊りもあまり上手じゃない少年たちが、頑張ってどんどん素敵になるのを見てきました。

特に気になっていたのは吾郎くん。

デビューしたての時、いつもダンスがワンテンポ遅れる。

ハラハラして応援しました。

 

 

 


「録画を消す前に…」

残量が少なくなったのでもったいなくて保存しておいた番組を消去しました。

 

『地の底の声を聞く』

井手川泰子さんが集めた筑豊の女抗夫たちの声。

戦時中、男手の少なくなった炭鉱で男性に替わって手掘りで石炭を掘る。

腰巻だけで肌を露出するのは、崩れそうな欠片をすぐに感知するため。

 

老いた女抗夫たちは今も炭鉱の町に肩を寄せ合って住む。

集まっては歌を歌う。「泣くより良かばい」。

 

井手川さんの提案でできた記念館の展示の一つ。

坑道で石炭を運ぶ車を足で引く。

すぐにはずせる引っかけ方は危険な時は外して逃げられるよう。

命がけのきつい仕事だったんだわ。

 

 

『世界を変えた女たち』

マリリンモンロー、ヘレンケラー、ココシャネル、他。

ソ連のチェコスロバキア侵攻に抗議したチャスラフスカ。

1964年の東京、1968年のメキシコオリンピック、体操競技で金メダル7個を獲得。

チェコの民主化のために闘い続けたことを知りました。

美しいだけじゃ無かったのね。

 

 

怪僧の真実 ラスプーチン。

ニコライニ世夫婦に取り入って国政に干渉。

今でも政治的黒幕をラスプーチンと呼ぶ。

ひ弱な農民の少年だったが、放浪と修行で能力を身につけ、病人を治したという。

ニコライ二世の幼い皇太子は血友病で、ラスプーチンは何度か出血を止めて助けたそう。

悪人だったのか、聖僧だったのか。

 

ロシア革命で家族ともども銃殺されたニコライ二世。

4人の王女のうち4女のアナスタシアが生存していると噂が立った。

結局生存者はいなかったみたいでがっかり。

お姫様がどこかで密かに暮らしているなんて、ロマンチックなのに。

 


「野菜をおいしく食べる会 12月 かぼちゃのひっつみ等」

昨年分の振替です。

 

かぼちゃのひっつみ

加熱したかぼちゃと小麦粉をこねて、根菜と鶏肉の汁にちぎって入れる。

引っ張って伸ばすようにちぎると平べったくなる。

芹やねぎを散らすととても色がきれい。

土鍋の蓋を開けたらお客さんもびっくりするだろうな楽しい拍手

 

 

里芋のくるみみそ、ゆず大根も作りました。

寒い冬にほっとできる野菜料理です。

 

宝永堂で茶筅を購入。

新年は新しい茶筅でお茶を立てよう。

抹茶をごちそうになりました。

お菓子はジングルベルツリーだそうです。

 

 


「冬至の夜に」

先日いただいた小さなゆず。

たくさんあるのでご近所におすそ分け。

今日は冬至なのでゆず湯を楽しみます。

 

 

冷蔵庫の整理を兼ねて、久しぶりに残りもの居酒屋。

生食は心配なちくわの磯部揚げ、半束残っていたニラで塩焼きそば、チンするだけのきのこのナムル、冷凍野菜(ほうれん草、コーン、ポテト)と煮ほうとう麺のグラタン。

 

ご近所友人と、ビール 深夜までたくさんおしゃべりしました。

 

 

 


「大手町座公演 三番叟」

 

野村萬斎の三番叟、

直面(ひためん、面をつけない)で掛け声をかけながら大きく高く舞う(揉の段)。

黒式尉の面をつけて舞う『鈴の段』

声は朗々,舞はきびきびと美しい。

さすがの萬斎さん ときめき拍手ムード、最高。

 

その他、『猩々乱』『若菜』など。

日経ホールはこのような公演にちょうど良い大きさ。

 

いくつかの公演でとても気になっていたお目めぱっちりの若い笛方、今回も登場。

能楽囃子方森田流笛方。1986年生まれの杉信太郎さん。

大中小が調子を合わせる鼓と違って、笛はソロで聞こえる。

強く優しい音色に聞き惚れる。


「四方さばき」

K夫人とのお茶のお勉強。

長板一つ置き、薄茶と濃茶。

長板の上に水指を一つだけ置きます。

 

お弁当を買っていくのがお約束。

今日はまぐろ丼。何種類かのまぐろが載っているので嬉しいのです。

 

 

白玉椿が一輪。ブルーの花入れによく合います。

 

濃茶の点前の時は袱紗の四方さばきをします。

中が4回、前後に送り手で都合6回。

久しぶりなので戸惑います。

「あれ?裏返しになっちゃいます。」

 

ああでもない、こうでもない…微笑みながらのお茶の時間。

こんな時間が大好きです。


「歌舞伎座12月第三部  二人椀久 五人道成寺 」

 

玉三郎の二人椀久、五人道成寺を見たくて12月の木挽町。

『二人椀久』勘九郎と。

昔の名舞台、富十郎と雀右衛門のとは少し違ってゆったり優雅な松山太夫。

一つ一つの姿をそのまま飾りたい。

後ろの席で若い女性たちが話していた。

詳しい一人があらすじを教えているらしい。

「椿姫みたいね。」

遊女と若い商人の許されない恋。なるほど。

 

五人道成寺、玉三郎と4人の若手。

道行は七之助と勘九郎。

白拍子の舞は玉三郎、恋の見習いはもちろん玉三郎がしっとりと。

鞨鼓は勘九郎と七之助が軽やかに。

花笠踊りは児太郎、紫の振袖で「ただ頼め」は梅枝。

最後の鈴太鼓は全員で華やかに。

楽しかったけど、そろそろ本物の京鹿子娘道成寺も見たい。

 


「日本の伝統芸能展」

歌舞伎座第三部(18時半開演)を見る前に、三井記念美術館『日本の伝統芸能展』国立劇場開場50周年記念。

舞楽面、雅楽器、花見歌舞伎図屏風、芝居絵、文楽人形首、歌舞伎衣装など。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能面『孫次郎(おもかげ)』(重文)

特別な部屋に特別な展示。

確かに素晴らしい。

いろいろな方角から見とれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもは舞台でしか見られない歌舞伎衣装。

縫い取りや刺繍がとても豪華。

 

黒綸子雪持ち南天雀文様打掛(五代目歌右衛門使用)…政岡

黒綸子雪持松文様羽織着付(六代目菊五郎使用)…松王丸

黒地呉絽服連地雲竜宝尽文様唐人服(7代目幸四郎使用)…毛剃

木綿地龍丸格子文様羽織着付け(7代目幸四郎使用)…意休

寄せ裂着付(7,8代目中車使用)…俊寛

 

俊寛は平家を倒そうとして鬼界ヶ島に流された貴族。

舞台ではボロボロで茶色の若芽みたいな衣装。

でも、もとは貴人なのでよく見ると錦様の衣装のつぎはぎ。

なるほどね。


「ジュリエッタ」

友人とランチを食べてから、市内の映画館でスペイン映画『ジュリエッタ』を見る。

 

カキと九条ネギのパスタ、おいしい!

 

 

マドリードで一人暮らしをするジュリエッタ。

娘アンテイアは父親の死に疑問を持って突然姿を消す。

初めは誕生日のたびにケーキを用意して娘の帰宅を期待するが、やがて心に封印して生きる。

ある日娘の友人に出会い、必死に消息を探し始める。

 

娘から12年ぶりに手紙が届く。

密かに母になっていた娘が子供の一人を亡くして母の悲しみを理解する。

 

以前当時加入していたスカパーで、『トーク.トゥ.ハー』『オール.アバウト.マイ.マザー』を見た。

その映画と同じ監督ペドロ.アルモドバル作品だった。

暗く哀しいのに最後はほっとして心に残る作品でした。


「今月のお茶ごっこ」

12月のお茶ごっこ。

今月はクリスマスがあるので、お茶の前にスパークリングワインをちょこっと飲んで始めました。

ほろ酔いのお点前でした。

 

主菓子はクリスマスツリー。

干菓子代わりにサンタのおかき。

 

 

程よく咲いた椿が無かったので、水仙に射干玉。

赤いヤブコウジを添えてみたけど目立たないなぁ…(-_-;)。

 

 

長崎の友人からみかんが届いた。

葉付きなのが嬉しい。

お茶の後にさわやかな香りと味を楽しみました。


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