「歴史的建物 使いながら保存」

Y新聞より

歴史的な建造物を商業施設や宿泊施設など様々な用途に活用する動きが広がっている。

 

複合型商業施設『ミライザ大阪城』は1931年に建てられた旧陸軍第4司令部庁舎

旧竹田家はなれ(名古屋)は築100年以上を超える建物。昨年カフェに改造された。

旧奈良監獄はホテルなどを含む複合施設に。

立川家住宅店舗(函館)はカフェなどで営業。

油津赤レンガ館(日南市)地元豪商の倉庫、1922年築。一日単位のレンタルオフィス。

築147年の古民家が学生寮(福岡県糸島市)

飛騨市の飛騨里山オフィス&ステイ。

 

古い建物、見るのが好きです。

お泊りできたらもっと嬉しい。

いつかのんびり行ってみたいです。

 

昨秋植えたビオラ、寒い冬に凍っていたけど、爆発したように元気に咲きました。

 

 

我が家のベランダから。

今日は犬たちもお花見。

 

夕焼け色の桜

 

ちょっと孤独な桜。

 

ハナモモ

 

モクレン

 

沈丁花

 

海堂

 

 

 

 

 

 

 

 


「桜桜」

『三分咲きとか五分咲とか、桜の開花を「数値化するのは無理な話」だという。

木は一本ごとに異なり、見る人の感じ方も様々だ。

「ほころびかけてきた」「笑いかけてるな」。

今日の桜守、16代目佐野藤右衛門さんは代わりにそんな言い回しを使うらしい。

辞書には〈花笑み〉との項目もある。』(Y新聞から)

 

笑いかけてくれます、ご近所桜。

花の下をくぐるとき、幸せな気分になります。

でも今年の桜は一緒に歩く愛犬がいなくてちょっと寂しい。

 

さまざまの事おもひ出す桜かな (芭蕉)

 

 

「うちの枝垂れ桜もきれいだよ」ということで、ご近所のお庭の桜を見せていただきました。おてんき楽しいかわいい

 

雪割草、咲きました。

 

花大根、咲きました。

 

土筆の森が出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「江戸の女装と男装 太田記念美術館」

原宿 太田記念美術館 『江戸の女装と男装』見てきました。

 

神田祭の手古舞、山王祭や神田祭で芸者たちが男装して行列します。

髪も男髷に結って、たっつけ袴できりりと変身。

江戸の庶民の憧れだったようで、浮世絵にも艶姿がたくさん残されています。

 

女装して熊襲を退治したヤマトタケル、被衣(かつぎ、中世期の女性の着物)を被って五条橋を行く牛若丸、魅力的です。

弁天小僧、お嬢吉三、女装の盗賊はかっこいい。

 

展示作品の中の役者絵、『しらぬひ譚』

昨年の国立劇場初芝居、菊之助の若菜姫がお小姓姿に変装します。

男性の歌舞伎役者が女性を演じて男装する。

歌舞伎だと、この摩訶不思議な世界に違和感がない。

 

他にも知っている演目の役者絵があってとても楽しい。

『小春穏沖津白浪』女装の小狐礼三。
『児雷也』では児雷也が巫女の宝子に扮して小判を盗み出します。

『南総里見八犬伝』女装で育てられた犬坂毛野。

この歌舞伎も舞台を観ました。

どれもきれいでワクワクした舞台でした。

 

 

美術館の地下は手拭いの『かまわぬ』

桜の手拭いに混じって、鯉のぼりの手拭い。

 

 

 

 

 


「梅雨小袖昔八丈」

 

菊之助くん、『梅雨小袖昔八丈、髪結新三』に挑戦。

ちょい悪な廻り髪結いで、大店白子屋の手代忠七と娘お熊をだまして連れ出し、身代金をだましとろうとする。

何とか30両で手を打つことになるけど、強欲な大家にうまうまと半分持っていかれちゃう。

 

粋な濃紺の着流しに、元結を襷にした廻り髪結い姿で登場。

忠七をたぶらかしながら、さらさらと髪を結いなおす手さばきが鮮やか。

菊之助くん、テレビ番組では、折り紙でもお料理でもさっと作ってしまいます。

器用なんですねぇ。

 

やり手の大家に言いくるめられて身代金を半分持っていかれてしまう場面が楽しい。

張り込んで買った初ガツオを「半分あげますよ」と言ってしまった新三。

「カツオは半分貰ったよ」と訳が判らないまま30両の半分まで持っていかれちゃう。

「どうも判らねえ…」と首をかしげる新三が愉快。

新三が「カツオを半分あげますよ」と言わなかったらどう云う展開になったんだろう。

 

おっとりたよりない手代忠七役の梅枝が好演。

『忠臣蔵外伝、本蔵下屋敷』ではお姫様で、見事に琴を弾いて歌います。

 

知盛(大物が浦)、与三郎、魚屋宗五郎、与兵衛(女殺し油地獄)、一條大蔵卿、今度は御所五郎蔵に挑戦するらしい。

女形がとても美しいので立ち役続きはちょっと寂しい。

今のうちに色々な役を勉強したいんだろうけど。

 

父親の7代目菊五郎も若い時は清純な女方だったけど、ワタシが子育てなどで歌舞伎を見られなかった期間に粋な立ち役に変貌していた。

30代から50代、ずっと見ていたらこんな寂しさを感じたのかな。

 

 

 

都内でも開花宣言かわいいムード

国立劇場の前庭にはいろいろな種類の桜が咲いています。

ちらほら咲き始めた桜の中で、早咲きの桜が見頃です。

 

 

ヒュウガミズキ

 

利久梅

 

 


「奈良の旅 静かな古寺にて」

奈良の旅、二日目は奈良の古寺を周りました。

秋篠寺、何度か来たことがあるはずなのに何だか違う。

周りがお洒落な住宅街になっていて、お寺へ続く道の風情が全く違っていました。

御本尊の薬師如来は寄木坐像素色、綺麗な木目がそのまま見られる。

説明してくれたご住職「秋篠寺が豊かじゃない時代の像なので、彩色の余裕が無かったらしい。」

 

 

 

大安寺、聖徳太子にもゆかりの寺。衰退したが、発掘調査で改めてその大きさが認識されたらしい。

秘仏の馬頭観音像特別開扉。初期の馬頭観音だとかで、冠に馬ではなく蛇。

駅の近くにはいくつもの大安寺ビルが見られる。

昔は広大な敷地を持っていたようだ。

 

柳生の里の圓城寺、ひっそりと静かなお寺ですが、運慶初期の大日如来坐像と、境内の白山堂春日堂が国宝です。

 

奈良町で柿の葉寿司とにゅうめんのランチ。

奈良町はまたゆっくり彷徨いたい街です。


「達陀を見る」

久しぶりの奈良の旅、東大寺二月堂のお水取りに行ってきました。

今回の目的は達陀と呼ばれる内陣の火の行法。

登楼の松明が始まると終わるまで入れないので、お茶所(おちゃしょ)でのり巻きとお稲荷さんを食べて腹ごしらえして待機。

下の人たちが上がってくる前に、正面の局に行ったら一番前に座れました。

局は外陣を格子で隔てた拝観用の小部屋です。

 

6時半頃からお経やお声明が唱えられます。

延々といつまでも続きますが、テンポの速いお経、童謡のような優しいお経、ボルガの舟歌みたいな低音のお経、掛け合いのお経、時々シャウト(?)も入る。

たくさんのほら貝の合奏も迫力。

お経のソロ(?)の声はオペラのように麗しく聞き惚れました。

 

山伏姿の堂童子が内陣と外陣の間の薄幕を捩じりあげて開く技も見事です。

 

宗教は芸術を発展させる、戦争は科学を発展させる。

音楽も芸術、元は神仏に捧げるためのもの。

 

激しい五体投地の音が鳴り響く。差懸という木の沓でバタバタと走り回る。

火天水天が巨大な松明を堂の中で火の粉が飛び散るのもかまわずにぶん回して踊る。

深夜12時頃まで格子にへばりついてみた行法は、どんなショーもかなわない凄い迫力でしたびっくり拍手

 

その他にも練行衆のお坊様たちは一か月近く昼夜を問わず厳しい行法を行います。

すごいです。

 

水取りや 籠もりの僧の沓の音 (芭蕉)

 

 

藤間流の舞踊『達陀』では、僧集慶が過去帳を読み上げると女人禁制の堂に青い衣を被った女性が現れます。

女性は集慶が出家する前の恋人若狭の前、「なにとて我が名を呼びたまわぬ」とまとわりつきます。

煩悩を打ち払って「青衣(しょうえ)の女人」と唱えると女性は悲しそうに消えていきます。

 

実際に二月堂の過去帳には聖武天皇や行基、重源などの高僧、頼朝等の中に混じって「青衣の女人」と書かれているそうです。

厳しい法会の中のほのかなロマンです。

 


「7年前」

7年前のあの日、ちょうど実家にいました。

父が一人で暮らしていました。

 

地震の時、父が貯めこんであったガラクタが崩れてきて大変でした。

足が悪いはずの父が、脱兎のごとく二階に駆け上がったびっくり!!

二階に置いてあるたくさんの盆栽が心配だったらしい。

これも火事場の何とやら…かな。

 

あの日、離れて暮らしていた子豚たちが、それぞれ機敏な対応をしてくれて(意外にしっかりしているわ 豚 ♪)と嬉しくなったものでした。

 

あの日の出来事、会えなくなった家族の事、生きていたら何歳なのに…被災者の思い出の記事に胸が痛くなる。

何でもない日、ちょっと退屈な日がとても幸せだと実感。

 

 

春の花、咲き始めました。

 

 

イワシの巻き寿司いただきました。美味しくてボリューム満点。

青い魚魚、食べなくちゃ。

 

茹でて冷凍しておいたブロッコリーとベーコン。

3本残ったアスパラガスと魚肉ハンバーグ。

キッシュ焼きました。

 

 


「春色無高下」

三月早々のお茶ごっこ。

何かと忙しくなりそうなので、早めです。

お雛様を早く片づけたいわけでありません。

お嫁に行き遅れる心配はありませんからね楽しいチューリップ

 

春色無高下…春の日差しは誰にでも平等に降り注ぎます。

お菓子は菜の花、蝶が止まってます。

器は縁高、真の菓子器です。

ちょっといい格好がしたくて濃茶点前をしてみました。

 

炉の濃茶点前は中蓋、中しまいがあります。

茶筅湯じの時に釜の蓋をいったん閉めます。

湯の温度が下げないためです。

でも客が飲んだ時、中しまいとやらをするのはなぜだろう。

 

 

 

この季節は小さなお雛様をあちこちに飾りたくなります。


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